細胞内カルシウムを光で操作できるマウスの開発
【研究分野】融合基盤脳科学
【研究キーワード】
遺伝子改変マウス / tet system / メラノプシン / チャネルロドプシン / カルシウム / 生理学 / バイオテクノロジー / 応用動物 / オプトジェネティクス
【研究成果の概要】
細胞内カルシウムを光で操作するために光感受性機能プローブ、メラノプシンを採用し、細胞種特異的にそれらを発現させるためにテトラサイクリン遺伝子発現誘導システムを採用した。tetO-メラノプシントランスジェニックマウスは、神経細胞tTAマウスとの組み合わせで十分なメラノプシンが誘導され、細胞内カルシウムを光で操作することが出来た。グリア細胞ではメラノプシンの発現誘導が不十分で、機能操作ができなかった。より高い発現を目指してメラノプシン遺伝子座を利用したSTOPtetO-メラノプシンノックインマウスも作成した。予想に反していかなる細胞種においてもメラノプシンの誘導がかからなかった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松井 広 | 生理学研究所 | 大学共同利用機関等の部局 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)