環境細菌の新規病原性獲得における原生生物の関与についての解析
【研究分野】獣医学
【研究キーワード】
レジオネラ / ゾウリムシ / 共生 / 細胞内寄生 / 原生生物 / ホロスポラ / 細胞内寄生菌
【研究成果の概要】
環境中で生存するレジオネラとその宿主である原生生物との共生関係を明らかにすることを目的に研究を行った。ゾウリムシを共生宿主とした解析により、レジオネラが持つ共生に必須な因子を複数同定した。また、レジオネラは特定の因子を用いることで原生生物との共生関係を維持あるいは解消し、生存戦略の一端として利用していることが示唆された。以上の結果は、レジオネラの生態解明に大きく貢献するものであり、環境中でのレジオネラの拡散防止法の開発に繋がることが期待できる。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
鈴木 治夫 | 慶應義塾大学 | 環境情報学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)