研究開発のリスクとマクロ経済成長
【研究キーワード】
リスク / 研究開発 / 企業 / バブル / 起業 / 研究開発リスク / 起業のリスク / 経済成長 / 金融政策 / マクロ経済 / 起業活動
【研究成果の概要】
2021年度は、2020年度に公表した以下の論文を査読付きの国際的学術誌に投稿した。
Takeo Hori and Ryonghun Im, Asset Bubbles, Entrepreneurial Risks, and Economic Growth.
現在のところ受理には至っていない。査読過程で得られたコメントをもとに論文の改訂を行った。改訂論文は、インターネット上(https://sites.google.com/view/takeohori)からダウンロード可能である。
また、上記の論文のモデルに「リスク選好(Epstein-Zin preference)を導入した分析」を行った。こちらは分析は終えているが、現在原稿を準備中である。既存のバブルの論文では、起業家のリスクを扱うことが多いが、リスク選好の役割を分析した研究は少ない。一方、本研究では、起業家のリスク選好によって、バブルの発生条件および経済への影響がどのように変わるかを分析した。起業家のリスク回避度の強さにより、(i) バブルが発生しやすくなること、(ii)バブルの経済成長へ与える影響が変わること、を示した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)