希少放線菌の複雑な形態分化を支える分子基盤の解明
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
放線菌 / 希少放線菌 / 形態分化 / 遺伝子発現制御 / 胞子嚢 / べん毛 / 転写因子 / 菌糸 / ChIP-seq / mRNA-seq / 微生物 / 運動性胞子
【研究成果の概要】
希少放線菌の一種であるアクチノプラネスは、菌糸状に生育したのち運動性胞子を多数内包する胞子嚢を形成するという複雑な形態分化を行うバクテリアである。胞子嚢は湿潤した環境下で開裂し、飛び出した胞子は好ましい環境まで遊走したのち発芽する。本研究では、本菌の複雑な形態分化を支える分子基盤を多方面から解析し、「細胞の休眠と覚醒」や「細胞運動の制御」という生命現象の根源的な課題に新たな知見を得ることができた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
手塚 武揚 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【配分額】40,170千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 9,270千円)