環境浄化および物質生産を目的とした微生物酵素の水生植物における発現と応用
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
微生物酵素 / 植物培養細胞 / 水生植物 / 環境浄化 / クレソン / 組織培養 / 不定根 / 不定芽 / カルス増殖 / 遺伝子導入 / 代謝解析
【研究成果の概要】
環境水の浄化に用いる水生植物体として、多様な環境下で生育が可能であり水中の各種有機、無機成分を効率的に吸収する能力を有するクレソンを選抜した。詳細な条件検討の結果、無菌クレソンの継代培養系を確立し、多芽体、不定根、カルスを形成し増殖させる条件および倍数体の作出条件を見出した。クレソン外植体に対し、アグロバクテリウム法やパーティクルガン法にて遺伝子導入を行い、組換え植物体を作出し、安定的に増殖することを確認した。組織培養により得られたクレソン多芽体を用いて、環境水の浄化実験をフィールドにて行った。
【研究代表者】