細胞表層工学による次世代ナノバイオマテリアルの創製
【研究分野】医用生体工学・生体材料学
【研究キーワード】
細胞 / 組織工学 / 接着性ペプチド / 人工細胞外マトリックス / 細胞表層改質 / 光固定化 / 細胞凝集体 / 細胞接着性ペプチド / ポリマーナノツール / 伸展性 / 増殖性 / 細胞間接着 / 細胞組織の再構築
【研究成果の概要】
細胞表層にポリマーからなるシールド層を形成させ、さらに外側に種々のバイオアフィニティを提示させることにより多様な細胞からなる組織体を形成させた。次に組織再生を視野に入れた細胞の構造化に向けた表層改質条件の検討を行った。また、このアフィニティを利用して基板上に細胞を2次元あるいは3次元状に配列し、セルチップなどの技術への展開をはかるための基盤技術の確立を行った。また、リガンド・レセプター間結合を高め、細胞表層改質のために、リガンド固定化部位、光反応性部位、アフィニティ部位および解離性部位からなる多機能性ナノ分子(ポリマーナノツール)を作製した。これにより、細胞の移動性を光によって制御することができた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【配分額】18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)