メチル基転移酵素の多重特異性創出機構の解明
【研究分野】生物分子化学
【研究キーワード】
分子認識 / 多重特異性 / メチル基転移酵素 / 相互作用 / 物理化学 / 蛋白質 / 酵素 / 翻訳後修飾
【研究成果の概要】
本研究では、酵素の持つ多重特異性の分子機構についてアミノ酸残基レベルで知見を得ることを目的とし、多様な蛋白質の翻訳後修飾を担うメチル基転移酵素SMYD2を題材に研究を行った。SMYD2および基質タンパク質であるp53について、野生型および基質結合に関与していると考えられるSMYD2のアミノ酸残基に変異を導入した変異体を作製し、物理化学的手法によって相互作用解析を行うことにより、各アミノ酸残基の基質結合への寄与について定量的な知見を得ることができた。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)