連合学習の分子機構の行動遺伝学を用いた総合的解析
【研究分野】遺伝・ゲノム動態
【研究キーワード】
学習記憶 / 線虫C. elegans / 化学走性行動 / インスリン / PTEN / 左右非対称性 / PI3キナーゼ / カルシンテニン / 学習 / 忌避行動 / 嗅覚可塑性 / グアニル酸シクラーゼ / フルオリン / 感覚繊毛 / カプサイシン受容体
【研究成果の概要】
線虫C.エレガンスは塩と飢餓を同時に経験すると、塩が不快なものであると学習し、塩から逃げるようになる。塩を感じる神経は左右一対に存在するが、このうち右の神経だけが変化し、それには線虫のインスリンが必要であることがわかった。さらに、アルツハイマー病に関係すると言われているタンパク質が、インスリンによるシグナルと密接に関係していることがみつかった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)