非同期録音機器を利用可能にするマイクロフォンアレイ信号処理の研究
【研究分野】知覚情報処理
【研究キーワード】
マイクロフォンアレイ信号処理 / 非同期 / 分散 / 音源分離 / 音源定位 / マイクロフォンアレイ / サンプリング
【研究成果の概要】
マイクロフォンアレイ信号処理は、複数のマイクで録音した信号を処理し、音の到来方向を推定したり、雑音の中から目的音を強調したりすることを可能にする重要な技術です。マイクロフォンアレイ信号処理では、チャンネル間の微小な時間差が重要な情報となっているため、従来は複数のマイクロフォンが同期して録音される必要がありました。これに対し本研究では、スマートフォン、ノートPC、ICレコーダーなど、同期していない複数の録音機器をアレイ信号処理に用いるために、録音信号を事前情報なしに同期させたり、録音信号からマイクロフォンの位置を推定したりする技術を開発しました。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
牧野 昭二 | 筑波大学 | システム情報工学系研究科(系) | 教授 | (Kakenデータベース) |
宮部 滋樹 | 筑波大学 | システム情報工学系研究科(系) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
篠田 浩一 | 東京工業大学 | 情報理工学(系)研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)