高次捕食者の生息適地を評価する機構論モデルの構築と将来予測への応用
【研究分野】資源保全学
【研究キーワード】
生息適地モデル / ニッチモデル / 景観生態学 / 分散制限 / 食物網 / 転用可能性 / 高次捕食者 / サシバ / 食物連鎖 / 景観要因 / 生物多様性評価 / 景観構造 / 温暖化
【研究成果の概要】
本研究では、移動制限と餌資源制限が、いかに高次捕食者の分布に影響を与え、それが分布予測モデルに影響するかを明らかにした。とくに、里山の高次捕食者であり絶滅危惧種となっているサシバを対象に、解像度の高い分布データを収集し、統計モデルを用いた移動制限の定量化、地域特性を組み込んだ生息適地モデルの構築、餌資源の季節動態の地域間での違いを明らかにした。これらの結果をもとに、生息適地モデルの時空間外挿についての転用可能性や、餌資源動態の地理的変異の重要性について議論した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
東 淳樹 | 岩手大学 | 農学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
深澤 圭太 | 国立環境研究所 | 生物生態系環境研究センター 生物多様性評価予測研究室 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
角谷 拓 | 独立行政法人国立環境研究所 | 生物・生態系環境研究センター | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
藤田 剛 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【配分額】27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)