サイズや次元の異なる構造単位を用いたシリカ系物質の高次構造制御
【研究分野】無機工業材料
【研究キーワード】
ナノ材料 / ナノ粒子 / メゾスコピック系 / 自己組織化 / 無機有機ハイブリッド / 合成化学 / 多孔体
【研究成果の概要】
高次構造制御されたシリカ系ナノ構造体の合成と機能付与に向け、出発分子となる有機シロキサンオリゴマーを設計した。出発分子の精密な設計や有機分子の添加により、多様なメソ構造を形成した。本手法を発展させ、有機分子を包含可能なポリマーにアルコキシシリル基を導入した分子を設計し、メソ構造体へと転換した。これらの分子の自己組織化により、機能を付与したメソ構造体の作製が可能となった。また、メソポーラスシリカはメソ構造の高い設計性、骨格由来の機械的強度、制限された反応場として利用できるメソ孔を有するなど、メソ構造の鋳型として有用である。そこで本研究ではメソポーラス金属の合成場として利用し、新規メソ構造や組成を有するメソポーラス金属を合成した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
若林 隆太郎 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 助手 | (Kakenデータベース) |
長田 師門 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 助手 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】50,310千円 (直接経費: 38,700千円、間接経費: 11,610千円)