ネパール・ポカラの地理特性が地盤災害リスクに及ぼす影響評価と防災への反映
【研究分野】地盤工学
【研究キーワード】
地盤陥没 / 表面波探査 / UAV / 動的コーン貫入試験 / 液状化 / 現場調査 / 地盤浸食 / UAV / 地中音計測 / 動的貫入試験 / 地盤調査 / 地震 / 豪雨 / 地盤災害 / 陥没
【研究成果の概要】
本研究では、ネパール・ポカラ地域の地理特性に起因する地盤災害リスクの評価を目的とし、現場調査技術を活用して調査を実施した。調査対象は、アルマラ地区の地盤陥没、および市街地の液状化リスク評価である。アルマラ地区の地盤陥没の要因として、当該地は浸食されやすい地盤で構成されている事、および水みちとなる旧河道が存在していることが示された。また、表面波探査と簡易動的貫入試験から将来の陥没発生個所を評価できる可能性を示した。ポカラ市街地では、液状化発生の可能性が高いと懸念されていた地区の踏査と原位置試験を行った。その結果、当該地区は地下水面との比高が高く、液状化のリスクは非常に低いことが判った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
桑野 玲子 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
池田 隆明 | 長岡技術科学大学 | 工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
片桐 俊彦 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 技術専門職員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
柳浦 良行 | 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】39,910千円 (直接経費: 30,700千円、間接経費: 9,210千円)