身体接触を含む母子相互作用のモーションキャプチャによるタウ解析
【研究分野】教育心理学
【研究キーワード】
国際比較研究 / 日本と英国 / 母子相互作用 / 抱き / モーションキャプチャ / ビデオ / タウ解析 / 身体接触 / 国際研究者交流 / 母子コミュニケーション / 距離 / 母子 / 日英 / 食行動 / マルチモダリティ / 日英比較
【研究成果の概要】
日英の母子における初期コミュニケーションが,6か月齢と9か月齢の2時期において,抱き下ろし・抱き上げ,離乳食供給・摂取等の場面で,モーションキャプチャシステムとビデオ記録システムを使用して調べられた。その結果,母子は生後6か月からすでに相互の身体を協応させてコミュニケーションを行っており,9か月には子どもの能動的関与が強まり,一層相互調律的となることが明らかになった。母子には身体の周辺にそれ以遠とは質の異なるゾーンが想定され,母子はその境界を越えるところで「挨拶」様の行動を出すこと,それは英国の母子により顕著であることなどが明らかになった。食場面等においても同様の身体間相互作用が分析された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
河原 紀子 | 共立女子大学 | 家政学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
石島 このみ | 早稲田大学 | 人間科学研究科 | 大学院生 |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)