RNA結合タンパク質の特異的RNA認識を利用した細胞センサーの構築
【研究分野】環境・衛生系薬学
【研究キーワード】
RNA / 細胞センサー / ノンコーディングRNA / RNA結合タンパク質
【研究成果の概要】
RNAの塩基配列を特異的に認識できるようにデザインしたPUM1タンパク質のRNA結合ドメインを利用し、RNA発現を検出するシステム構築を目指した。そのため、まず、細胞内の野生型PUMが制御するRNAについての情報が基盤的情報として必要であったため、RIP-seqとBRIC-seqを用いて、PUMによる分解制御を受けるヒト遺伝子群を網羅的に同定した。その結果、約50種類のRNAが野生型PUMの分解制御を受けていることを明らかにした。次に、GFPに連結した野生型PUMと変異型PUMをデザインし、現在、安定発現細胞株を樹立できた。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
山田 俊理 | 東京大学 | アイソトープ総合センター | 特任研究員 |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)