純鉄スピンナノクラスター三次元自己組織化バルク材料の創製と超軟磁気特性の発現
【研究分野】電子・電気材料工学
【研究キーワード】
電子・電気材料 / 純鉄 / スピンナノクラスター / 自己組織化 / 軟磁気特性
【研究成果の概要】
高飽和磁化純鉄スピンナノクラスター(Fe-SNC)、および、そのバルクサイズの自己組織化集合体の作製を行い、軟磁気特性の獲得を図った。その結果、表面吸着力の弱い界面活性剤を用いることで、bcc相の生成を促し、バルク値に匹敵する200emu/g以上の飽和磁化を有するFe-SNCの合成に成功した。また、Fe-SNC自己組織化集合体では、Fe-SNC間で働く磁気双極子相互作用の増強により保磁力が1.7Oeまで低減することが分かった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
佐藤 徹哉 | 慶應義塾大学 | 理工学学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)