メタンからメタノールを合成する酵素の複合体形成による活性安定化要因の解明
【研究分野】触媒・資源化学プロセス
【研究キーワード】
酵素反応 / 天然ガス / 触媒・化学プロセス / メタノール合成
【研究成果の概要】
酵素銅含有メタンモノオキシゲナーゼ(pMMO)と酵素メタノールデヒドロゲナーゼ(MDH)との複合体を用いることで、pMMOによるメタンからのメタノール生成反応が長時間進行する要因を明らかにした。過酸化水素は、電子供与体から電子を受容するpMMOの銅イオンを酸化し、pMMOを阻害する。MDHのpMMOへの結合により、過酸化水素はpMMOの銅イオンに過酸化水素が接近できない。そのため、pMMOによる酵素反応は長時間進行する。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)