全構造・全元素・全吸収端内殻励起スペクトル計算法の確立による物質計測の新展開
【研究分野】無機材料・物性
【研究キーワード】
電池 / ガラス / 磁性体 / ELNES / XANES / 第一原理計算 / 吸収端近傍微細構造 / 内殻励起スペクトル / 電子エネルギー損失分光 / X線吸収分光 / エキシトン / 配置換相互作用 / 理論計算 / 表面・界面物性 / 原子電子構造 / 電子顕微鏡 / セラミックス
【研究成果の概要】
「究極の分析法」とも称されてきたELNES/XANESスペクトルは十分に解釈されてこなかった．特に，電池や磁性体，ガラスといった先進材料への適用は困難であった．本研究課題は3つの目標，つまり，１）粒子間相互作用の定量的理解，２）XMCD/EMCD計算法の確立，３）1,000原子ELNES/XANES計算の達成，を目指して行われてきた．3年間の研究において，１）～３）の研究目標を十分に達成することが出来，「全構造・全元素・全吸収端のELNES/XANES理論計算」を確立することが出来たといえる．本申請研究で達成した成果により，今後先進材料の構造解析が革新的に高精度化されることが期待される．
【研究代表者】
【研究分担者】 |
| 池野 豪一 | 大阪府立大学 | 21世紀科学研究機構 | 講師 | (Kakenデータベース) |
| 田村 友幸 | 名古屋工業大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 助教 | (Kakenデータベース) |
| 増野 敦信 | 弘前大学 | 理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【配分額】41,080千円 (直接経費: 31,600千円、間接経費: 9,480千円)