異種のポリマ‐ポリマ複合化を実現する新しい1次元分散型異方性複合材料の創製(国際共同研究強化)
【研究分野】複合材料・表界面工学
【研究キーワード】
複合材料 / コンポジット / ファイバー / エレクトロスピニング / ポリマー / ナノテクノロジー / 高分子物理 / ファイバ
【研究成果の概要】
本研究では、研究代表者が基盤研究Aで実験的に実現しようとしているポリマナノ複合材料の研究をおし進め、新規物性を有する複合材料を効率的に創り出すことを目的としている。特に本研究では、材料どうしの機械的な複合と化学的な相溶という2種類のスケールの違う複合化に着目し、その2点を融合し、機械的複合化で生じた界面エラー(低接着、ボイド)等のボトムアップ対策を研究してきた。具体的には、化学的な相溶性を考慮し、母材に近いポリマ分散材を複合化させる自己強化型複合材料に着目することで、界面空隙のほとんどないポリ乳酸ベースのポリマ複合材料を作製できるようになった。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
Fredrickson Glenn | University of California | Santa Barbara, Materials Research Laboratory | Professor |
|
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2017
【配分額】12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)