比重2を目指した耐食・航空機材料用Al-Mgクラッド合金の開発
【研究分野】材料加工・処理
【研究キーワード】
マグネシウム / クラッド / アルミニウム / 成形性 / 耐食性 / マグネシウム合金 / 複合材料 / 圧延 / 金属間化合物 / 加工性 / クラッド板 / 圧延接合 / AZ61
【研究成果の概要】
Mg合金は,金属の中で最も軽量で高い比強度を有するが,常温成形性と耐食性が乏しい.本研究では,薄いAlフォイルでMg合金を包んだクラッド板の製造を検討し,Mg/Alクラッド板を300℃で圧延接合を試み,以下の知見を得た.Mg板とAlフォイルは,圧下率が30%で接着することが可能である.次に,パスごとに300℃で焼鈍を施すと,常温成形性は著しく改良された.さらにMg板とAlフォイルの間にTiフォイルを挿入するとV曲げ試験での剥離防止効果を見いだした.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)