Discovery Sagaサイレントキーワード俯瞰

ダイヤモンド / イオン注入 / スピン共鳴 / 生体分子 / NMR / NVセンター / MOSFET / ダイヤモンドデバイス / スピン共鳴測定

ダイヤモンド中の窒素と空孔なる中心(NV)が負に帯電した状態(NV－)を表面近傍でも安定となる表面処理技術や表面デバイス技術を構築した。特にラビ振動コントラストを利用したNV－の安定性評価法と窒素終端表面でのNV－の安定化方法を開発した。窒素終端表面のNH２基により生体分子を直接共有結合固定した際の浅いNV－の安定化を見出した。デッカップリング法（XY-8法）によるコヒーレンス時間T２のさらなる上昇により、にてダイヤモンド表面の1Hおよび31Pの局所的な核磁気共鳴(NMR)観測を可能とした。

【研究分担者】
磯谷順一	筑波大学	図書館情報メディア系	名誉教授	(Kakenデータベース)
寺地徳之	国立研究開発法人物質・材料研究機構	機能性材料研究拠点	主席研究員	(Kakenデータベース)
小野田忍	国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構	高崎量子応用研究所先端機能材料研究部	主幹研究員(定常)	(Kakenデータベース)
蔭浦泰資	早稲田大学	理工学術院	助手	(Kakenデータベース)
稲葉優文	早稲田大学	理工学術院	助手	(Kakenデータベース)