ナノバイオロジーのためのMEMS電子顕微鏡技術の確立と細菌の動態研究への応用
【研究分野】ナノマイクロシステム
【研究キーワード】
MEMS / 電子顕微鏡 / 液体セル / 細菌 / 動態観察 / MEMS液体セル / マイクロ・ナノデバイス / ナノバイオ / マイクロ流路 / 培養チャンバ / マイクロナノデバイス
【研究成果の概要】
通常、電子顕微鏡で試料を観察するためには試料を真空に配置する必要があるが、電子顕微鏡の中で液体の中の細菌を観察できる技術をマイクロマシン技術で開発した。「電子顕微鏡の中に細菌の培養環境を構築する試料ホルダ」と「真空と液体を隔離する電子線透過膜を持つマイクロ流路デバイス」を開発した。これらを用いて、気泡や液滴の挙動を観察し、培養環境にあるシアノバクテリアを長時間にわたり観察することに成功した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
大野 輝昭 | テクネックス工房 | 技術者 |
角嶋 邦之 | 東京工業大学 | 工学院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
小俣 達男 | 名古屋大学 | 生命農学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
高谷 信之 | 名古屋大学 | 生命農学研究科 | 研究員 |
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【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】24,310千円 (直接経費: 18,700千円、間接経費: 5,610千円)