ピンポイント機能阻害による細胞内微細構造ダイナミクスの研究
【研究分野】形態・構造
【研究キーワード】
細胞分裂 / 染色体 / 顕微鏡 / イメージング / 光分子不活性化法 / 光活性化タンパク質 / ピンポイント / 機能阻害 / 細胞動態 / 微細構造 / KillerRed / 光阻害 / ライブセルイメージング / ROS / タンパク質
【研究成果の概要】
細胞内微細構造を不活性化する「ピンポイント機能阻害法」を用いて、動植物の細胞分裂ダイナミクス制御機構を明らかにすることを目的とした。光変換タンパク質を染色体タンパク質に連結し、高出力レーザーによるピンポイント機能阻害法を開発した。光変換タンパク質によるRBMXタンパク質の時空間特異的機能阻害実験をライブセルイメージングと組み合わせて実施した。その結果、RBMXはクロマチンと相互作用していることを明らかにした。技術的には、蛍光基質で標識した細胞内の微細構造にレーザー光を照射してROSを発生させて、タンパク質複合体の構造を破壊することで、細胞分裂の遅延を起こすことができるようになった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
朽名 夏麿 | 東京大学 | 大学院・新領域創成科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)