長鎖非翻訳RNAを介したクロマチン/染色体機能の制御
【研究分野】基礎ゲノム科学
【研究キーワード】
ノンコーディングRNA / クロマチン / ヒストン修飾 / 転写制御 / ゲノム発現 / 翻訳制御 / エピゲノム / 転写 / ストレス応答 / グルコース代謝 / エビゲノム / ヒストン
【研究成果の概要】
分裂酵母fbp1遺伝子の上流域から合成され、クロマチン弛緩を通じてfbp1遺伝子の大規模な活性化に関わるlncRNA(mlonRNA)について以下の成果を得た。1)mlonRNAを介したクロマチン修飾・再編成に関わる因子を特定。2)mlonRNA転写に必要な転写因子Atf1のクロマチン結合がmlonRNA転写により促進される正のフィードバック制御の発見。3)mlonRNAの細胞質ポリソームへの結合とuORFによる翻訳抑制の発見。4)RNA SeqによるmlonRNA候補42個の同定。5)相反的に転写されるアンチセンスlncRNAの発見。6)マウス細胞でのmlonRNA様lncRNAの確認。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山田 貴富 (山田 高富) | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
久郷 和人 | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
廣田 耕志 | 首都大学 | 東京理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【配分額】45,630千円 (直接経費: 35,100千円、間接経費: 10,530千円)