部位特異的かつ多部位への非天然型アミノ酸導入による新規タンパク質安定化法の開発
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
応用生物化学 / 酵素化学 / 非天然型アミノ酸 / タンパク質工学 / 生体分子の化学修飾 / バイオテクノロジー / タンパク質の安定化 / 拡張遺伝暗号
【研究成果の概要】
タンパク質中の複数のチロシン部位へのハロゲン原子導入を基盤とする新規タンパク質安定化法の開発に成功した。この安定化タンパク質の生産には部位特異的多数箇所へのハロゲン化チロシン導入が必須であり、申請者らの独自技術である大腸菌遺伝暗号改変株によって実現された。また、X線結晶構造解析及び量子化学的計算を通じてハロゲン原子が構造安定化にをもたらす原理についても明らかにし、この原理に基づく安定化が広く応用可能であることも既存構造の解析から示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)