細胞内膜タンパク質PGDR/GHITMを介したエネルギー代謝調節機構解明への挑戦
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
脂肪細胞 / 膜タンパク質 / GHITM / ミトコンドリア / ペルオキシソーム / Ghitm / ノックアウトマウス / 脂質代謝
【研究成果の概要】
哺乳類から昆虫まで普遍的に存在するPGDR/GHITMを介したエネルギー代謝調節機構の解明を目指し、1) PGDR/GHITMの局在解析、2) PGDR/GHITMの有無によって変化する細胞内の脂質類の変動解析、3) PGDR/GHITMを介した遺伝子発現調節機構および脂肪細胞分化制御機構の解析、を行った。
その結果、1) PGDR/GHITMは従来考えていたペルオキシソームよりミトコンドリアに主として存在すること、2) ミトコンドリアの形態や機能維持に機能している可能性が高いこと、3) Ghitmノックアウトマウスおよび野生型マウスの各組織の脂肪酸の量および存在比が異なることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)