合成小分子によるアクチンダイナミクスの可視化
【研究分野】ケミカルバイオロジー
【研究キーワード】
蛍光プローブ / アクチン / イメージング / アクチン骨格 / 生細胞イメージング / 有機小分子 / アクチン繊維 / 構造活性相関
【研究成果の概要】
アクチンは細胞骨格の一種であり,様々な外的な刺激や発生のコンテクストに応答して,ネットワークが速やかに再編成される.これにより細胞極性形成や神経突起の伸長,細胞運動などの細胞のダイナミクスが支えられている.本研究課題では,さまざまな現象で多種多様な機能を果たすアクチンの動的挙動を可視化可能な合成小分子の蛍光プローブを開発することを目的に研究を推進した.具体的には,我々の研究室で偶発的に見出されたアクチン繊維を染める蛍光色素を元に,誘導体展開による構造活性相関研究や,プローブの動作原理の精査等を行うことで,蛍光プローブによる新規アクチン可視化手法の開発を行った.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)