新規に同定したERK基質群のリン酸化による制御メカニズムの包括的解明
【研究分野】細胞生物学
【研究キーワード】
ERK / MAPキナーゼ / リン酸化 / 細胞内情報伝達 / 細胞運動 / 抗リン酸化抗体 / プロテオーム / ダイニン / 細胞接着 / 細胞間接着 / 糸球体 / がん化
【研究成果の概要】
真核生物に普遍的に存在するERK/MAPキナーゼは、様々な基質をリン酸化することによって細胞内で多彩かつ重要な役割を果たしている。本研究では、独自のリン酸化プロテオーム解析法によって研究代表者らが新たに同定した複数のERK基質について、ERKによるリン酸化部位を同定した後、リン酸化による機能制御を生化学的に検討した。さらにERKによる細胞機能の制御における、それぞれのERK基質の役割を明らかにした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
斉藤 寿仁 | 熊本大学 | 大学院自然科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
津本 浩平 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【配分額】5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)