軸糸周辺微小管間架橋構造蛋白質の機能解析
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
細胞運動 / 鞭毛・繊毛 / 生体分子 / 生物物理
【研究成果の概要】
真核生物の繊毛・鞭毛軸糸の周辺微小管は,ネキシンリンクと呼ばれる伸縮性を持つ構造によって架橋されている.この構造は,軸糸構造の保持と周辺微小管間に生じる滑り運動を屈曲へと変換する上で重要であり,初期の電子顕微鏡観察で見いだされていたが,蛋白質としての実体は殆どわかっていなかった.本研究では,架橋構造が残る条件で抽出した軸糸残渣から候補蛋白質を複数クローニングし,局在および変異体の解析により架橋構造への関与を確認した.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)