RAT-U13snoRNA複合体構造解析によるリボソーム成熟機構の解明
【研究分野】構造生物化学
【研究キーワード】
X線結晶構造解析 / RNA-タンパク質相互作用 / snoRNA / リボソーム生合成 / アセチル化
【研究成果の概要】
大腸菌由来tRNAアセチル基転移酵素TmcAの真核生物ホモログであるRATが,18S rRNAの特定の部位にアセチル基を転移する活性を持つことを,M.musculus 由来RAT(mRAT)およびS.cerevisiae由来RAT(yRAT)を使って,直接的に,証明した.同時に,これらのタンパク質がATPase活性を持つことも確認した.結晶構造解析に向けて,非常に多くの条件をスクリーニングした結果,不安定なC末端123残基を削ったS.cerevisiae由来RA(ΔC123-yRAT)が, 大型放射光施設SPring-8 BL32XUで,9^^Åの回折を与えることを確認した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
姚 閔 | 北海道大学 | 大学院・先端生命科学研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
鈴木 勉 | 東京大学 | 大学院・工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【配分額】43,030千円 (直接経費: 33,100千円、間接経費: 9,930千円)