生細胞内のmRNAと対応するタンパク質の同時定量による翻訳機構の解明
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
バイオイメージング / mRNA / 翻訳 / 蛍光イメージング / 生細胞 / ストレス顆粒
【研究成果の概要】
本研究の目的は、内在性mRNAやタンパク質を定量的にイメージングすることにより、細胞内における翻訳調節機構を解明することである。単一細胞内でGFP mRNAおよびGFPの同時定量を行ったところ、細胞ごとに翻訳の活性がばらついていることが分かった。さらにストレス時の細胞内において、内在性mRNAのダイナミクスを検討した結果、ストレスを受けた細胞内では翻訳中のmRNAを選択的にストレス依存的な顆粒内に閉じ込めることで翻訳を抑制していることを発見した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)