天然変性蛋白質による分子認識機構の統一的解明
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
蛋白質 / フォールディング / 天然変性蛋白質 / 分子認識 / NMR
【研究成果の概要】
天然変性蛋白質は、生理的条件下では特定の構造を持たず、標的蛋白質の認識・結合と同時にフォールディングする。高等生物が持つ蛋白質の多くが天然変性蛋白質であることから、それらの分子認識機構の決定因子を解明し、あらゆる天然変性蛋白質の分子認識機構を統一的に理解することが重要である。本研究により、1つの天然変性蛋白質内に誘導適合機構と構造選択機構という2つの仕組みが共存して標的分子を認識可能であるという画期的な成果が得られた。また、天然変性蛋白質の折りたたみやすさが標的分子認識機構の決定因子であることが示唆された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
林 勇樹 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)