ゲノム編集を用いた難治性白血病制御分子のスクリーニング
【研究分野】血液内科学
【研究キーワード】
EVI1 / Genome editting / TALEN / Acute myeloid leukemia / 制御因子
【研究成果の概要】
代表的な難治性白血病関連遺伝子であるEVI1の発現を制御している機構を解明するため、我々はゲノム編集技術であるTALENを用いてEVI1 遺伝子領域へ蛍光レポーター遺伝子を挿入したヒト急性骨髄性白血病由来細胞株を作成した。そこへウイルスベクターを介してEVI1高発現細胞株由来のcDNAライブラリーを導入し、レポーター蛍光強度が上昇している細胞を単離した。得られた細胞のゲノムをシーケンスし候補分子を検索したところ、ヒト細胞においてEVI1を正に制御する候補因子を同定し、現在詳細な解析を行っている。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)