自己組織化を利用した高分子『トポロジー効果』の増幅
【研究分野】高分子化学
【研究キーワード】
高分子合成 / 自己組織化 / ミセル / ポリ乳酸 / 環状高分子 / 自己組織化高分子 / 高分子トポロジー科学 / 両親媒性 / ブロック共重合体 / トポロジー効果
【研究成果の概要】
親水鎖にPEO、疎水鎖にPMAを有する直鎖状および環状ブロック共重合体を合成し、それぞれのミセルを作製した。これらのミセルの耐熱性・耐塩性を評価したところ、環状高分子から成るミセルが非常に高い安定性を示すことを見出した。
また、環状ホモポリ乳酸およびhead-to-head型、head-to-tail型の連結様式を持つ環状ステレオブロックポリ乳酸を合成し、DSCを用いた融点測定により、環と直鎖といった主鎖の「トポロジー」および「主鎖の方向」が熱的性質に与える影響を検討した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
手塚 育志 | 東京工業大学 | 大学院理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)