π-スタッキングを駆動力とした芳香環ナノカプセルの光機能創成
【研究分野】機能物性化学
【研究キーワード】
ナノカプセル / 蛍光性 / ナノ空間 / スタッキング / 芳香環 / 分子カプセル / 触媒 / 蛍光 / 自己組織化 / 超分子 / 分子認識
【研究成果の概要】
本研究では、パイ-スタッキングを駆動力とした自己組織化により、水中で、種々の多環芳香族分子に囲まれたナノ空間を有する、蛍光性の「芳香環ナノカプセル」を構築することに成功した。また、その空間が持つ幅広い分子内包能を活用することで、様々な難溶性分子(フラーレンやカーボンナノチューブ、フタロシアニンなど)の内包による水溶化を達成した。さらに、蛍光性分子(DCMやナイルレッドなど)の内包により特異な光物性を開拓すると共に、強発光性の固体材料の作製に成功した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)