為替介入効果の検証
【研究分野】経済統計学
【研究キーワード】
為替介入 / 大震災 / ボラティリティ / 内生性 / アーカイブデータ / 為替レート / 巨大地震 / 非不胎化 / MCMC / ベイズ推定 / 口先介入 / 後光効果 / 政府高官 / 成功率
【研究成果の概要】
世界中の大震災と為替変動との関係を調べたところ、大震災直後には為替レートのボラティリティが上昇する傾向があることが確認された。また、1920年代の日次介入額を記録した帳簿を整理することで、関東大震災当時の為替介入の効果を分析した。その結果、介入は為替レートのボラティリティを減少させる有意な効果があることが分かった。また、介入の反応関数を分析したところ、介入は為替レートを安定させる目的でなされていたことが分かった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)