中国の鉱山性荒廃地における微生物多様性を活用した植生回復に関する研究
【研究分野】森林科学
【研究キーワード】
重金属鉱山性荒廃地 / 菌根菌 / 植生回復 / 重金属汚染 / 森林再生 / 外生菌根菌 / 菌根菌群集構造 / DNA解析 / 重金属耐性 / 菌根菌接種 / 森林生態 / 保護 / 保全 / 銅鉱山荒廃地 / マンガン山荒廃地
【研究成果の概要】
野外調査で、重金属鉱山荒廃地(中国の安徽省銅陵銅鉱山、江蘇省湯山銅鉱山、江西省徳興銅鉱山と湖南省湘潭マンガン鉱山、冷水江チタン鉱山、花垣鉛・亜鉛鉱山、桃林鉛・亜鉛鉱山)で定着している菌根菌の群集構造と植生回復への影響を明らかにした。室内実験で、菌根菌50種を用いて、それぞれ重金属への耐性(Cu、Zn、Pb、Ni、Cd)がある菌種を明らかにした。また、菌根菌による重金属耐性の促進メカニズムも調べた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
奈良 一秀 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究協力者】 |
沈 振国 | 中国南京農業大学 | 生命学院 | 教授 |
陳 亜華 | 中国南京農業大学 | 生命学院 | 教授 |
薛 生国 | 中国中南大学 | 冶金科学与工程学院 | 教授 |
彭 克儉 | 中国湖南省環境保護研究院 | 副主任研究員 |
黄 建 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 大学院生 |
蘇 玉 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 大学院生 |
宗 昆 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 大学院生 |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【配分額】14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)