超臨界水酸化を利用した食品中の安定炭素同位体比計測手法の開発
【研究分野】分析化学
【研究キーワード】
食品分析 / 超臨界水酸化 / 同位体分析 / 炭素同位体 / 食品
【研究成果の概要】
本研究は、超臨界水酸化によって食品をCO2にまで酸化し、得られたCO2の炭素同位体比を近赤外波長変調レーザー吸収分光法によって測定する新規手法を提案した。精米由来の炭素は99.72 %以上がCO2にまで酸化され、その炭素同位体比は、従来法での測定値と差異なく、超臨界水酸化は前処理法として有用であることが示された。以上、本提案の新規分析手法が、原産地推定手法として応用され得る展望が実験的に示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
林 瑠美子 | 東京大学 | 環境安全本部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)