化学イオン化質量分析法による大気中亜硝酸濃度の測定
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
大気質 / 光化学オキシダント / 亜硝酸 / 大気計測 / 質量分析法 / 化学イオン化 / イオン-分子反応 / 量子化学計算 / 対流圏オゾン
【研究成果の概要】
大気中の亜硝酸濃度を測定するため、化学イオン化質量分析法を用いた測定装置を開発した。化学イオン化の反応条件を最適化し、一次イオンの信号強度を強くすることにより、亜硝酸の最小検出限界40 pptv(1分間積算)を得た。また、他成分による干渉効果を、室内実験および量子化学計算から検討した。その結果、高湿度の大気条件ではNOxによる干渉が起こることがわかり、これを補正するために寄与を定量化した。最後に、札幌において試験的な観測を行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
真船 文隆 | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)