環境汚染物質に対する自発集積能を有する高感度汚染検出システムの構築
【研究分野】環境影響評価
【研究キーワード】
センサータンパク質 / ヘム結合タンパク質 / ヘム / 銅センサータンパク質 / センサー型転写調節因子 / X線結晶構造解析
【研究成果の概要】
重金属イオンを高感度にセンシング可能なセンサータンパク質の候補として、銅イオンセンサー能を有するセンサー型転写調節因子の取得、ならびにそれら銅イオンセンサータンパク質の構造解明を試みた。
鉄イオンを分子中に含む有機化合物の一種であるヘムに対するセンサー能を有するタンパク質として、コリネバクテリア中においてヘム取り込みに関与しているヘム結合・輸送タンパク質(HtaA、HtaB)を対象とし、これらのタンパク質の結晶構造決定を行った。得られた構造を基に、ヘム認識の分子機構解明を行い、ヘムの認識・結合を制御している分子機構を明らかにした。
【研究代表者】
青野 重利 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設) 岡崎統合バイオサイエンスセンター 教授
(Kakenデータベース)【研究連携者】 |
村木 則文 | 分子科学研究所 | 生命・錯体分子科学研究領域 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)