水俣病事件における「再生する力」の社会・宗教・民俗学的研究
【研究分野】文化人類学・民俗学
【研究キーワード】
水俣 / 再生 / 宗教 / 民俗 / 社会 / 人文社会科学 / 被害者 / 環境 / 民俗学 / 近代 / 儀礼 / 生業 / 学際 / 出産
【研究成果の概要】
本研究は、水俣病事件を経験した地域の「再生」の淵源を問いながら、調査地との関係を通して、研究対象/研究者という関係性や、細分化されがちな人文・社会諸科学の再生も目指すものである。焦点を当てたのは、被害者/加害者の枠組みを超えた「普通の」人々の日常生活の論理であったが、成果として、身体化された日常性のアプローチに示唆的な問題系を見出すことができた。さらに、当事者による地域のヴィジョンの創造と実践が「再生」につながるとすれば、そこにおける学問の関わり方に学問の「再生」の契機を見出せることも確認できた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
飯嶋 秀治 | 九州大学 | 人間環境学研究科(研究院) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
西村 明 | 東京大学 | 人文社会系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
山室 敦嗣 | 兵庫県立大学 | 地域資源マネジメント研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)