大学生のキャリア発達プロセス可視化による自己形成の基礎研究と国際間比較
【研究分野】教育心理学
【研究キーワード】
キャリア発達 / 中堅大学 / アイデンティティ / 個別性 / 省察的自己覚知 / 複線径路等至性モデリング / インドネシア / 混合法 / 大学生 / 同一性 / 複線経路等至性モデル / 国際間比較 / 自己形成 / 対話的自己 / TEM / 移行期 / 国際比較 / TEA:複線径路等至るアプローチ
【研究成果の概要】
本研究では、大学生のキャリア発達に焦点化した自己形成構造が、大学ランクにより差異があることを明らかにした。中堅大学の学生を軸に、難関大学の学生及びインドネシアの大学生と比較検討した。
成果として第1に、中堅大学の学生が就職活動を終了するまでのキャリア発達過程を明らかにした。第2に、省察的自己覚知を刺激するとキャリア発達が促進されるのではないかと仮説を立て、開発したワークショップを用い、中堅大学の学生対象に実験的検証を行った。学生のキャリア発達と認知方略の関連が示された。第3に、中堅大学の学生、難関大学の学生、インドネシアの大学生のキャリア発達モデルを比較した。自己形成構造の差異が示唆された。
【研究代表者】