歴史教育が採用する語り口の諸類型と教育の社会化機能に照らした効用に関する調査研究
【研究分野】教育社会学
【研究キーワード】
歴史教育 / 歴史教科書 / 博物館 / 語り口 / 社会化 / 沖縄 / 共生 / 共に生きる力
【研究成果の概要】
本研究は、学校および社会教育において歴史が教育される際に採られる叙述の枠組み(語り口)に着目し、学習者のおかれる社会化段階に照らしてその効用を分析した。とくに沖縄の歴史の語られ方のバリエーションを、歴史伝達行為の目的・結果と併せて収集し、整理した。これによって、学校歴史教育が多くの場合に前提としている「ナショナルヒストリー」という叙述の枠組みの有効性と限界、およびそのオルタナティブについて検討した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)