葬制から見た古代エジプト文明の変化とその社会的背景に関する学際的研究
【研究分野】考古学
【研究キーワード】
古代エジプト文明 / 葬制 / 宗教考古学 / 中王国時代 / 新王国時代 / メンフィス・ネクロポリス / 個人的信仰 / 変化 / 古代エジプト / 考古学 / 宗教 / 信仰 / 墓 / エジプト考古学 / アブ・シール / ダハシュール / エジプト学 / 社会階層 / 交易活動
【研究成果の概要】
古代エジプトの中王国時代と新王国時代は文化、社会の多くの面で変化が見られる。本研究はその変化について、墓から発見された資料の学際的な分析によってその特質を評価し、変化の背景を探った。その結果、王を介さず直接個人が神と交流できる信仰の形態がこれまで考えられていた以上に浸透しており、人々の宗教観の変化が原因となって古代エジプト社会に大きな変革をもたらした可能性が提示された。個人の信仰に関する議論は古くから行われてきたが、埋葬に関する資料から具体的に検討することができた意義は大きいと考えられる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
| 近藤 二郎 | 早稲田大学 | 文学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
| 馬場 悠男 | 独立行政法人国立科学博物館 | その他部局等 | 名誉研究員 | (Kakenデータベース) |
| 中井 泉 | 東京理科大学 | 理学部第一部応用化学科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
| 中川 武 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 名誉教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究協力者】 |
| 柏木 裕之 | |
| 河合 望 | |
| 馬場 匡浩 | |
| 高橋 寿光 | |
| 矢澤 健 | |
| 坂上 和弘 | |
| 阿部 善也 | |
| 西本 真一 | |
| 平田 和明 | |
|
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【配分額】42,770千円 (直接経費: 32,900千円、間接経費: 9,870千円)