現代フランス小説――第二次大戦および戦後の記憶の再編成の視座から
【研究分野】ヨーロッパ文学
【研究キーワード】
現代文学 / 戦争 / 記憶 / 語り / 表象 / 歴史 / フランス文学 / 現代小説 / 文学 / フランス
【研究成果の概要】
本研究のテーマは、1990年以降のフランス文学において、第二次世界大戦を中心とする戦争の記憶がどのように文学作品の中で表象されているかを明らかにすることである。90年代から2000年代にかけて発表された小説作品を主に取り上げ、歴史の記憶と文学との関係を研究した。二度の研究セミナーを開き、研究発表・討議を行ったほか、総括として外部のスピーカーを招き、シンポジウム形式の公開研究会を開催した。また、研究論文を4本発表したほか、外部のシンポジウム等に招かれ、4件の発表を行った。
【研究代表者】