グローバルヘルス・ガバナンスの構造変容とマネジメント上の課題
【研究分野】グローバル・スタディーズ
【研究キーワード】
グローバルヘルス / 国際保健 / 感染症 / リスク / 分野間関係 / 国連 / WHO / エボラ出血熱 / グローバルガバナンス / UHC / グローバル・ガバナンス
【研究成果の概要】
2014年西アフリカ諸国で発生したエボラ出血熱の問題は複合的な影響を持った結果多くの死者を出した。本研究はこの事例を踏まえグローバルヘルス・ガバナンスの課題を分析した。結果①健康上の緊急事態に対する備えの欠如、②組織間・組織内における連携・調整機能の欠如、③健康上の緊急事態時に即拠出できる資金の不在が浮き彫りとなった。それらに対し国連やWHOを中心に、国際保健規則のJEE、人道枠組と保健枠組の調整機能の導入、WHOにおける健康危機対応のプログラムの設置、健康危機に資金提供をするメカニズムの構築等多くの改善がなされたものの、国内ガバナンス等について依然として課題が残っていることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
勝間 靖 | 早稲田大学 | 国際学術院(アジア太平洋研究科) | 教授 | (Kakenデータベース) |
岸本 充生 | 大阪大学 | データビリティフロンティア機構 | 教授 | (Kakenデータベース) |
詫摩 佳代 | 首都大学東京 | 法学政治学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
松尾 真紀子 | 東京大学 | 大学院公共政策学連携研究部・教育部 | 特任講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
牧本 小枝 | |
土居 健市 | |
武見 綾子 | |
江副 聡 | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【配分額】18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)