高精細画像とXMLデータを用いた古代エジプト語文書の言語記述アーカイブズの構築
【研究分野】言語学
【研究キーワード】
古代エジプト語 / アフロ=アジア諸語 / 写本 / 表記法 / 字形 / 画像データベース / Text Encoding Initiative / Linked Open Data (LOD) / パピルス / XML / アノテーション / TEI / 文字学 / 言語記述 / アノテーション付与
【研究成果の概要】
本研究では、古代エジプト語の神官文字パピルスBM10221(大英博物館所蔵)を対象に、神官文字の高精細画像と言語情報(文字や語の情報)とをリンクさせたWEB型データベースを英文で作成した。本データベースのメイン画面では、神官文字画像の任意の箇所にカーソルを合わせると、文字情報と単語情報がポップアップ画面に示されるように実装した。これにより、原資料の写真を参照しながら、テキストを読み解くことができる。また、検索画面では、言語情報の各要素から検索を行うと、検索結果が原資料の写真と共に示される。出力画面からは、TEIならびにLODに準拠したタグ付きテキストをXML形式で出力させることができる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
和氣 愛仁 | 筑波大学 | 人文社会系 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
髙橋 洋成 (高橋 洋成) | 筑波大学 | 人文社会系 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)