超微細中空ファイバーバンドルを用いた生体深部の非線形光学イメージング
【研究分野】医用システム
【研究キーワード】
深部イメージング / 非線形光学 / 中空ファイバ / 多光子励起蛍光 / 診断システム / イメージング / 内視鏡 / 第2高調波発生 / 非線形光学イメージング
【研究成果の概要】
蛍光標識による分子イメージングは,生命機能や疾患メカニズムを細胞レベル,分子レベルで解明するために必要不可欠な技術である.本研究では,医療応用を見据えて,2光子励起蛍光や第2次高調波発生などの非線形光学効果を利用した深部イメージング技術と内視鏡との組み合わせによる新しい技術の開発を目指し,その要素技術として中空ファイババンドルを開発し,非線形光学イメージングに応用した.その結果,2光子顕微鏡とカップリング光学系を構築し,生体試料の画像取得に成功した.さらに,生体試料を用いた評価実験を行い,マウス脳や大腿骨の非線形光学イメージングに成功し,中空ファイババンドルの実用化につながる成果を得た.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
片桐 崇史 | 東北大学 | 大学院工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
今村 健志 | 愛媛大学 | 大学院医学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
疋田 温彦 | 愛媛大学 | 大学院医学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)