劣モジュラ的構造に基づく離散最適化基礎理論の展開と高速アルゴリズム開発
【研究分野】社会システム工学・安全システム
【研究キーワード】
OR / 離散最適化 / アルゴリズム / 劣モジュラ関数 / 組合せ最適化 / 数理計画 / 細合せ最滴化
【研究成果の概要】
大規模離散最適化問題の有する劣モジュラ的な離散構造に注目し, 効率的なアルゴリズムの構築のために有効な離散構造を研究した.個別には,ネットワーク・フロー, マッチング,多品種フロー, 施設配置問題, 資源配分問題, グラフ連結度,通信網設計,待ち行列ネットワークに関わる離散構造,双対貪欲アルゴリズムに関わる離散構造(双対貪欲多面体, ゾノトープ) ,ホーン論理関数や安定マッチングの離散凸構造,などであり,個別の劣モジュラ的な離散構造の解明に基づき,それらの知見を横断的に総合する基礎理論の構築と高速アルゴリズムの開発を行った.
【研究代表者】