朝鮮近代文学の形成過程に関する研究-日本(語)との影響関係を中心に-
【研究分野】各国文学・文学論
【研究キーワード】
学之光 / 朝鮮人留学生 / 留学生雑誌 / 朝鮮文学 / 日本語 / 近代 / 文体 / 金史良 / 朝鮮近代文学 / 開化期 / 新聞 / 李光洙 / 南宮璧 / 金東仁 / 朝鮮語 / 翻訳 / 日本文学 / 西洋文学 / 外国語
【研究成果の概要】
日本、韓国、米国各地に所蔵されている新聞・雑誌等の調査、資料の読み合わせ・分析を行なったが、新聞は分量が多く、すべてを終えることはできなかったので、課題として引き続き調査・分析作業を行なう。それにより、近代文学語として、朝鮮語が成立してゆく過程を明らかにできるであろうと思われる。また、李光洙の研究が進み、文体創出や時代意識で傑出していたことが確認されたが、彼一人に帰することはできない。同時代の留学生南宮璧や金東仁など、留学生全体をより深く詳しく考察する必要性を指摘した。また、2度の国際シンポジウムを開催したが、これにより朝鮮人留学生が、朝鮮において近代文学形成に果たした役割が明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)