3次元視覚化によるバージョン管理とモジュール管理の統合
【研究分野】計算機科学
【研究キーワード】
3次元視覚化 / ソフトウェア工学 / RCS / GUI
【研究成果の概要】
平成9年度に行ったバージョン情報の視覚化システムを基に、平成10年度はMakefileの視覚
化を行った。具体的には:
1. Makefileバーザの作成
モジュール管理ツールMakeのデータベースファイルMakefileを構文解析し、必要な情報を抽出するプログラムを作成した。
2. Make情報の視覚化
抽出された情報に基づきモジュール構成を、平成9年度に作成した簡易視覚化ツール上に2次元的な木構造として表示した。
3. バージョン情報との統合
3次元空間を利用して両者を統合化した。本視覚表現によりソフトウェア開発者は、対象とするソフトウェアがどのファイルのどのバージョンから構成されるかを即座に把握できるようになった。
【研究代表者】
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998
【配分額】2,000千円 (直接経費: 2,000千円)